アメリカの大学に正規留学!その方法や費用、プロセスとは?
高校卒業後大学に正規留学(2年・4年)
前回こちらの記事で留学の方法をいくつがあげましたが、
今回はそれの第一弾!!
タイトルにもある通り、アメリカの大学に正規留学ということで4年間海外の大学に入学して学ぶ方法を紹介します。
この留学方法は
費用と時間がかかり、ハードルも他に比べて高いですが、
「英語を学ぶ」というだけでなく、「英語を使って」現地の学生(ネイティブ)と一緒に生活し、講義を受けるためプラスアルファの部分では一番大きい留学方法だと思います。
私は現在、10ヶ月の交換留学という形態で留学していますが、もっとこちらで勉強したいです(泣)
こちらの教授との相互的な授業、活発なディスカッションなどかなり楽しいです。
少なからず留学を考えている方は、自分への投資だと思ってチャレンジすることをオススメします。
基本的に自分で大学と奨学金団体を探して希望留学先大学に申し込みするか、留学斡旋会社(エージェント)を使ってアプライするかどちらかになります。(個人的には自分でやるのはそこまで難しくありませんし、費用的な余裕も出てくるのでそちらをオススメします。)
ただどちらも「留学したい!」と思ってからのプロセスは基本的に同じなので見ていきましょう。
大学選び
やはりまずは大学選びから!
アメリカは州によって法律、気候、アクセント、人柄など全てが違ってきます。
更に、アメリカの大学はそれぞれの大学で入学に関する書類や求められるTOEFLの点数も変わってきます。個人で大学に入学する方は興味のある大学のウェブサイトを片っ端から見て情報収集しましょう!!
オススメな調べ方としては、
まずはエージェントが提供している大学か、自分が興味のある州にある大学のホームページを調べまくります。
具体的には、そのサイト内でその大学の入学条件(Admission)や大学寮の様子(Residence)、どんな学生がいるのか(About等)、授業内容(catalog等)を見て自分が学びたい内容とマッチするかどうかを自問自答しながら調べていってください。
また、学力や英語力、学びたい内容が良く分からない人への方法として、
まずコミュニティ・カレッジで2年間教養をつけた後に総合大学へトランスファーする方法もありますし、リベラルアーツ教育の大学を探して入学する方法があります。
こちらのサイトが色んな大学を色んな視点から比較することが出来るので是非利用してみて下さい!
費用
そして大学を選ぶ上で重要になってくるのが何と言ってもカネです!!
お金持ちの方はこちらは飛ばしても大丈夫です(笑)
参考程度に。。。
source ARCアメリカ留学センター
こちらは年間の授業料+その土地での滞在費になります。
ん〜安くはない・・・笑
そこで必殺技・奨学金!!
1)王道の日本学生支援機構(JASSO)
給付型から貸与型まで幅広く奨学金を取り扱っており、比較的受け入れられてもらえやすい傾向があります。
2)フルブライト奨学金
かなりの狭き門ですが、支援額はハンパないです。チャレンジしてみるべし!
3)奨学金付きのエージェントを利用する
奨学金にサポートがついていたりと、お得な会社もありますので要チェックです!
アメリカの学生もほぼ全員奨学金を利用しています。なので申請できそうなものは全てトライしてみることが重要ですね。
入学申請スタート!
そしてある程度大学に目星をつけたら入学の申請を始めましょう!
各大学サイトの入学要件のところをチェックしていきます。
今回はミーハー精神丸出しでハーバード大学を例に見ちゃいます(笑)
入学関係の情報は"Apply" "Admission" などを探せば見つかります。見つからない場合はサイト内キーワード検索で探しましょう。おっ"Admission & Aid"というタブがありますね!
その後学部入学(Under Graduate)をクリックすると、なんか色々出てきました。
一瞬世界一の大学に圧倒されますが、冷静に"Apply"を探します。
その中から入学に関する必要書類(Requirement)やプロセス(Application Process)の情報を見ることが出来ます。
ここでは大学1年生(Freshman)用の情報を見てみましょう。
- 申込申請(Application and supplements)
- 申込料金もしくは控除申請($75 application fee or a fee waiver request)
- SATもしくはACTのスコア(SAT or ACT scores)※-Normally, two SAT Subject Tests
- 高校の成績(Secondary School Report (including transcripts) and Mid-Year School Report)
- 高校の先生からの推薦状(Two teacher evaluations)
- 海外からの申込者は英語力証明(TOEFL)の証明
が必要なようですね。
申込申請(Application and supplements)に関して、
1)Common Application(他大学との共通の入学願書)
2)Universal Collage Application(大学の願書)
の2種類+Supplements(追加書類)となっています。
1番目を使うと他の大学にも同じように申請ができるようなので便利かもしれないですね!
また、追加書類(Supplements)には基本エッセイが含まれています。
そしてSATやACTに関してですが、こちらで受験申請や無料の練習問題やサンプルを見ることが出来ます。
SAT-SAT College Admission Exam – Register, Practice, Get Scores – The College Board
ACT-A Student Site for ACT Test Takers | ACT Student
今回チェックしたハーバードのような、Ivy Leagueと言われるトップ大学ではSATやACTを課していますが、中堅大学やコミュニティーカレッジ(2年大学)などでは課していないところもありますので要チェックです。
そしてかなりネックになってくるのがTOEFLのスコア!
海外経験者であればすぐに点数を取ることは可能かもしれませんが、そうで無い方だとある程度勉強しなければ取れ無いと思います。
ただ、私のような中高とロクに英語の勉強をしてこなかった私も勉強して現在留学することができているので希望を捨てないように!!笑
いつかTOEFLの勉強法についての記事も書いてみたいと思います!!
まとめ
冒頭でも述べたとおり、大学への正規留学は費用面などのマイナス面もあるが自分への投資と捉えればかなり魅力的な留学形態です。
大学への正規留学をしたいと決めた方はまず、興味のある州、費用、その大学の特色、必要書類&スコア等の基準を元に大学サーチをする。そして自分に合う大学を見つけたら申請書類を集める(申し込み書類・高校の成績書・推薦状・TOEFL・エッセイ・大学によってはSAT or ACT)、同時進行で奨学金のサーチ&申請を行う。という流れで進めていきましょう。
準備期間としては最低でも1年は見ていた方が良いですね。
それではまた次回の記事で!
追記:交換留学についての記事書きました。
kenshirotan.hatenablog.com
それでは失礼します!!