海外大学に交換留学!その費用とプロセスを徹底解剖!!

こんにちは、人造人間です。

今回は自分が利用させてもらっている交換留学について紹介したいと思います!

交換留学とはなんぞや

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Picture:https://www.viasto.com/en/vi-recruiting-blog/how-can-we-ensure-that-international-students-stay-in-germany/


まず始めに、交換留学とは何なんでしょうか??


公益社団法人・日本国際生活体験協会の定義によると、

交換留学とは、その名の通り留学生を日本から海外へ、海外から日本へ交換するプログラムです。

らしいです。
Source:高校生交換留学 - 日本国際生活体験協会(EIL)

このサイトでは私のブログでは紹介していない高校の交換留学について書かれているので、興味のある方はチェックしてみては☆


ということで上の定義のように、


交換留学とは海外の提携している学校と人物交流、文化交流を目的に在籍している生徒を一定期間(基本10ヶ月)文字通り交換するプログラムです。
生徒の身分としては、今現在の学校に在籍しながら留学先の学校にて勉強することになり、他の生徒と同様に現在の学校に学費を払うだけで留学できるのが特徴です。(もちろん現地での生活費はかかります)


今回は大学の交換留学について紹介します。
高校生向けの交換留学についてはまた今度!


交換留学までのプロセス

交換留学は、学校にもよりますが全員が行けるものではありません。
交換留学に行ける生徒は毎年大学によって決められており、学内での選考を受けて選ばれた者だけが行けることになります。

交換留学に飛び立つまでのプロセスとしては、

順番に

1. 英語力証明(TOEFLもしくはIELTS)
2. 学内選考
3. 財力証明
4. VISA取得(J1もしくはF1)
5. 予防接種
6. 授業登録
7. 家探し
8. 留学前の英語学習・その国の文化学習

ざっとこんな感じでしょうか。

3〜8は交換留学生としての派遣が決まった後のプロセスになるので、「留学前の準備」として次回記事にしたいと思います。

英語力証明(TOEFLもしくはIELTS)

交換留学は英語を学びに行くのではなく(もちろん現地で英語は伸びる)、英語で自分の専攻や興味のある分野を海外の大学で学ぶものです。英語ができる前提で交換留学生として勉強させて貰えるわけですね。
よって、英語ができます!ってことを学校に証明しなければいけないわけです。

この英語力証明にはTOEFLもしくはIELTSが用いられます。

TOEFL(ibt)

"Test of English as a Foreign Language"の略で、「外国語としての英語のテスト」です。

今度詳しく紹介しますが、
120満点で、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4つのスキルの問題を解いていきます。

試験時間は約4時間、受験料は$230です。正直キツイです。笑

必要な点数としては、どんなに点数を低く設定している大学でも最低60点程度は必要になります。

70~80点程度のスコアがあれば大体の大学には行くことが出来ると思いますが、ハーバードなどの難関大学となると100点以上必要になることもあります。
自身の大学の留学センターのホームページで確認できると思うのでチェックしてください。

☆IELTS

"International English Language Testing System"の略で、TOEFLと同様に英語力証明のためのテストです。
IELTSは主にイギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどBritish English(イギリス英語)圏の国の大学が課することが多いのが特徴です。

大学によってTOEFLなのかIELTS7日、もしくはどっちでも良いのかが変わってくるので要チェックです。

TOEFLと同様、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングのセクションの問題内容になります。
しかしパソコンで受験するTOEFLと違ってIELTSは筆記試験であり、スピーキングテストもパソコンに向かってスピーチするのではなく面接形式となっています。

必要なスコアとしては、最低でも5以上、難関大学だと7以上となります。6~6.5のスコアがあれば基本的に大丈夫だと思います。

どっちが良いかは好みによりますが、TOEFLが主流なのは間違いないです。

TOEFLとIELTSの違い

2つのテストの比較表を作ってみました。

TOEFL IELTS
試験時間 約4時間 約2時間45分
試験料金 $230 ¥24,675(約$205) ※$1=¥120で計算
試験内容 リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング 同じ
試験形式/スピーキング PC/ヘッドセットに録音 筆記試験/面接
必要スコア(最低) 60 5.0
必要スコア(一般) 70~80 6~6.5
必要スコア(難) 80~90 6.5~7.0
必要スコア(難関) 100以上 7以上
試験頻度&試験会場

となります。

学内選考

この選考で通らなければ交換留学に行くことは出来ません。

これまでの学業成績、英語力に加えて面接ではその人の留学目的が聞かれます。
具体的に留学先で何がしたいのか、自分の将来とどう関係があってどう繋げていくのか等、留学に対する自分の考えをしっかり持つようにしましょう。
英語の点数は高いのに面接の出来が悪く、選考に漏れたって方も何回か見ました。

交換留学への挑戦が先の人は今のうちから学業のGPA含めてしっかりと準備することが大切です!

費用

学費を現地の大学に払わなくても良い交換留学ですが、やはりどうしてもお金はかかってきます。

私の場合、

大学寮 ミールプラン 大学施設費 教科書
金額 $4950/年 $3819/年 $1,000/年 $400/1学期
保険 交際費 旅行 航空券 雑費 学費(日本の)
金額 約26万円 約$200/月 $5,000 $1200(往復) $1,000 約54万円/年

計$26,009

円に直すと¥3,121,080($1=¥120で計算)


※留学期間10ヶ月で計算
※保険と学費は日本円での支払いだったのでそのまま記載


約300万円。。。


ぐぬぬ、、結構思いの外使っている。。。泣
因みに通っている大学は州立大学なので安い方だと思います。

日本の学費を抜けば大体250万円くらいですね。

旅行やら交際費で結構使っているので、そこを節約すれば200万円以下にはできますね(無理やり笑)

中には交換留学生向けの給与型奨学金もあるのでそれもあると大分負担は減るのでご安心を!!

まとめ

交換留学は日本の大学に学費を払いながら海外で留学ができる素晴らしいシステムです。大学で授業を受けるので英語学習だけでなく、自分の興味のあることを違ったバックグラウンドを持った学生たちと学ぶことが出来るのも魅力ですね。

英語力証明や、留学資金準備も含め1年前くらいからは準備を進めておきたいところです。


実際、アメリカで交換留学生として学んでいますが、この選択をした1年前の自分を褒めてあげたいです。笑
毎日が刺激的で成長を実感しています。

もし考えている方がいるなら本当におすすめです!!ぜひチャレンジを!!


大学の様子
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ではまた!!

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