大学寮・ホームステイ・アパートどれがいいのか?メリット・デメリットを解説!!

こんにちは、人造人間です!!

前回の記事「経験者が語る、留学前準備のすすめ」で留学前に何をすれば良いのかを書きました。kenshirotan.hatenablog.com



今日はその項目の中の1つ、「家探し」の際に出てくるであろう、

大学寮とホームステイとアパートどれがいいんじゃい??!


という疑問の解消に少しでも役立つように、それぞれのメリットとデメリットを書いていきたいと思います。

大学寮 (on-campus)に住む

まずは一番メジャーな大学寮から。
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写真元:Students haning out in residence hall dorm room

特徴

大学寮はon-campusと呼ばれ、文字通り大学の敷地内もしくは近辺にあることが多いです。
寮や部屋によってルームシェア、その人数、もしくはひとり暮らしなどを選択する事ができます。

また、お風呂・トイレをフロアで共用するタイプなのか部屋内にそれぞれ設置されているのかどうかも選択する事ができますが、大人数でのシェアのタイプはかなり不便なのでオススメはしません!

大学寮に住んでいる生徒はミールプランが付随したり、加入が必須だったりするので、食事は学食で食べることになります。
キッチンがついていない寮もあるくらいです。

メリット

☆大学までの距離が圧倒的に近い
課題やクイズが多い海外の大学では時間短縮がかなり重要になってきます。学内イベントにも気軽に参加できるようになるのも嬉しいですね!

☆友達ができやすい
これは大学寮の一番いいところじゃないかなと思います!大学寮には談話室や、TVルーム、プレイルーム(ビリヤードや卓球場)が設置されているので、そこに遊びに行くようにすると友達が勝手に増えます。笑

☆ルームメイトがいる
ルームメイトと住むというのは、ひとり暮らしが多い日本ではあまり馴染みないものではないでしょうか。多少当たりハズレはありますが速効で友達が出来るのは嬉しいですね。ルームメイト繋がりで友人の輪が広がることもあります。

☆パーティが多い
週末やテスト明けの週になると大学寮主催のパーティが開催されたりします。全力で楽しみましょう。

☆食事に困らない
上記にあるように、寮にはキッチンがついていないことがあります。中にはミールプラン加入が必須であることもあり、基本的に寮に住んでいる生徒は学食で食事を取ることになります。みんな必ず学食に行くことになるので他の寮の生徒と仲良くなることも。
私自身、授業で見たことあるな〜としか思ってなかった奴と食堂で良く会うようになり、一緒にご飯を食べるようになり、今では親友です。笑

☆治安よし
寮はオートロック式かつRAと呼ばれる管理人的な人が常駐しており、安全面で安心することができます。
何か問題があるとすぐ相談することができることも魅力ですね。

☆安い!
ひとり部屋かルームシェアかにもよりますが、大学寮に住む方法が一番経済的に優しいです。
私の場合だと、10ヶ月で$4950なので、月$495ですね。

☆手続きが簡単
大学寮に申し込む際は大学のHPから申し込みますが、そのままフォームに記入して提出して後はどこの寮になるかを待つだけなのでかなり簡単です。大学側も学内で連携が取れるので何か問題が起こったときも安心ですね。

デメリット

☆長期休みは閉寮
例外はありますが、ほとんどの寮は長期休み期間中(夏休みや冬休み)は閉寮となり、追い出されます。笑
アメリカ人は基本的に長期休みには帰省したり旅行したりするのでコスト的な理由があるのでしょうか。。。

☆競争率が高い
人気の寮だと一瞬で申し込みがいっぱいになる、なんてことも。良い寮と悪い寮があるので、大学HPでそれぞれの寮の紹介を参考にするか、もし知り合いがいるなら聞いてみましょう。

☆狭い
これも部屋によりますが、どうしてもルームシェアであったり部屋の大きさが限られているので、だいたい自分のスペースというのはホームステイやアパートに比べて狭くなる傾向があります。

☆ルームメイトは当たりハズレが。。。
私は大当たりです。カリフォルニア出身のアメリカ人ですが、一緒にスシを食べたり、長期休みの際にどこかに連れて行ってくれたり、家に招待してくれたりと本当に良い奴です。笑 
しかし、私の友人の場合ハズレを引いてしまったようで、夜中にオンラインで会話しながらゲームしてたりだとかマリファナ吸いまくっているだとか、う◯こを流さなかったりだとかヒドイようですね。笑
当たりで良かった〜笑
もしハズレでも部屋チェンジを申請できるので、一応逃げ道はあります!

☆指定の予防接種がある
アメリカの大学寮に住む場合、だいたいは髄膜炎菌の予防接種を支持されるようです。注射が怖い方には最悪ですね。

ホームステイを利用する

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写真元:http://imgkid.com/american-dream-house-and-family.shtml

特徴

これは大学留学に関わらず、留学した方の中には経験した方が多いのではないでしょうか。
その地域に住でいるお宅に住ませて貰う方法ですね。
ホームステイを斡旋しているエージェント・業者もあると思うので利用できると思います。

その国の生活に密着することになるので、かなり良い経験ができます。

ホストファミリーによって個人差はありますが、ここでは一般的に考えられるメリット・デメリットをあげていきます。

メリット

☆その国の文化を知れる
現地住民と生活することになるので、その国の人の生活のし方、文化を肌で感じることが出来ます。ホストファミリーが参加しているコミュニティに参加することで学生以外の人脈ができる可能性もあります。

☆その国に第2の家族ができる
留学期間中ホストファミリーの家族の一員として生活するので精神的な繋がりができます。笑
帰国後にその国に自分の帰る家があるって素敵ですね!

☆留学生に優しい
ホストファミリーは留学生に慣れているので拙い英語でもしっかり聞いてくれますし、訂正してくれたりするので身近に英語の先生がいる感じですね。
また文化的な違いやカルチャーショックに対しても理解があるので、そういった面でも安心できます。

☆食事に困らない
ホストファミリーによるとは思いますが、ホームステイにはホストマザーの料理があります!(あることを願う)
ので、自分で料理したり外食したりと食事の心配をする必要はないですね。日本料理を教えてあげるのも楽しそうです。

☆自分のスペースがある
自分の部屋が割り当てられるので自分のプライベートスペースがあるのは大きいです。
他人と住むことに慣れていない日本人にはありがたいのではないでしょうか。

☆自由な生活
自分の家のように生活できるのでホストファミリーにもよりますが、基本的に制約なく何でもできます。

デメリット

☆家が遠いときがある
家が大学から離れているところにある場合があります。

☆当たりハズレ
やはり当たりハズレはあります。
友人の場合、家がまさかの郊外の広大な牧場にポツンと佇む一軒家で、ホストマザーがいい加減かつ厳しくキツかったそうです。一度脱走を考えましたが敷地が広大すぎて諦めたと言っていました。笑

☆高い
ホームステイは他の滞在形態と比べて割り高です。経済的にキツイ方は短期のホームステイでも良いかも。。。

☆パーティはない
学生同士で住んでいるわけではないので、その家でパーティが行われることはないです。笑
近くにパーティを探すことができれば問題はありません

☆学生同士の交流の機会が少ない
ホームステイを通じて学生の交流の輪が広がることはあまりありません。
友達を増やしたければ自分から学内のイベントやその他の機会に積極的に参加する必要があります。

☆見つけにくい
情報収集能力にもよりますが探しにくいこともあります。
自分にあったホームステイ先を探すのも少し苦労するかもしれません。

アパートに住む

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写真元:http://www.renostudenthousing.com/DetailPage.aspx?listing=8

特徴

こちらでアパートに住むとなると基本的にルームシェアになります(1人部屋はある場合が多い)。なので日本のアパートのように狭い空間に住むというよりは、ある程度大きめのアパートや家に一緒に住むことになります。
色々と自由にできるのが特徴ですね。
インターネット上にある入居者募集中のチラシを探すか、現地についてから探す方法があげられます。

メリット

☆良い家に住むことが出来る
家賃を住んでいる人数で割ることになるため、比較的良い家に住むことができたりします。場合によっては大学寮よりも安くなる事があります。

☆料理
人によってはデメリットになりますが、自分で料理を作れます。日本料理を作って人気者になることもあるかもしれませんね。

☆パーティが多い
アメリカの週末といえば、やはりパーティです。笑
毎週末100%どっかでパーティが開かれています。ハウスパーティーが多く、自分やルームメイトとパーティを企画して友達と騒ぐ!なんてこともできますね

☆自由
警備員もホストファミリーもいないので、法律の範囲内でやりたいこと全てやれます。笑
日本から遊びに来た知り合いなど、友達を泊めることができるのも良いですね。

☆友達の輪が広がる
ルームメイトはもちろんのこと、遊びに来るルームメイトの友達、近所に住んでいる人、パーティの時に知り合うなど友達の輪が広がりやすいです。

デメリット

☆当たりハズレ
これは大学寮、ホームステイにも言えますが、やはり人には相性というものがあります。なので当たりハズレがあることは最早避けることは不可能です。笑
友達からの紹介で住むことができれば最高ですね。

☆高くつく場合もある
家、ルームメイトの数によっては高くつくことがあります。次のセメスターからルームメイトが引っ越しなんてことも十分ありえますね。

☆家探しが面倒
自分で現地の家を探すことになるので少し面倒くさいと感じることがあるかもしれません。

☆大学から遠い
大学に近いところに位置する家はやはり高くなる傾向があります。また、大学寮に比べるとどうしても大学までの距離が遠くなるのがデメリットです。

☆安全面
自由な反面、立地があまり治安の良くない地域にあったり、警備員がいないのでやろうと思えば誰でも突撃できたりと、極論ですが安全面で心配なところはあります。

結局おすすめは?

これは完全に人によりけりですが、

私的には大学寮がオススメ!
大学と直接的な繋がりがあること、サポート体制が充実していること、費用面を考えると、何も知らないでやってくる留学生にとって嬉しいメリットではないでしょうか。

私自身、大学寮に住んでいますが不満はあまりありません。長期休みの期間はいつも旅行に行きますし、申請すればそのまま滞在することも出来ます。
週末にパーティに遊び行けばそこで友達の輪を広げることも可能なので、自分次第で選択しを増やすことができます。

ルームメイトと合わない場合は大学寮をただの寝る場所と考えて、日中は他の場所で活動すれば大丈夫だと思います。笑


ただ、3ヶ月や1学期期間だけなど
短期間の留学の場合はホームステイもありだと思います。
現地の文化をに一番触れることができるのはホームステイですし、留学生に理解のあるホストファミリーと仲良くなることでかなり英語の練習に役立ちます。

留学先に第二の家族ができるのも嬉しいですね。

なので短期間ホームステイでその国の生活に馴染んだ後、学生らしい生活や交流の輪を広げるために寮もしくはアパートに引っ越すという形でも良いですね。


これは私の考えですので、もし知り合いにホームステイやアパートに住んでいる人がいるなら、実際に生活の様子を聞いてみると良いですね!


今回は以上となります!
ある程度参考になってくれると嬉しいです^^

ではまた!

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